みなさんは紙の日記をつけていますか!?
デジタル化が進んだ昨今、日記の類いといえばブログ・インスタ・フェイスブックなどSNSが中心でしょう。
SNSなどは自分の公表したいことをいろんな人々と気軽に共有できて面白いし、僕も利用しています。
しかし僕は、それとは別に紙の日記も書いています。
アナログである紙の日記は、デジタルと違って劣化もするし書き直しの手間もありますが、良いところもあると思うからです。
例えば次のような感じです。
ごく個人的なことが書ける
SNSやブログなどの場合、基本的に不特定多数の人たちに公開することが前提になっているので、セキュリティー的な視点から、具体的な個人名・場所などは書きにくくなります。
仮に自分自身は人の目に触れる覚悟をしていたとしても、知り合いや家族などに迷惑が及ぶ可能性がないとは言いきれません。
ごく内面的な考えや感想なども公開するとなれば、たとえこちらに悪意がなくても、見る人による様々な解釈違いなどから、批判や中傷などを招く可能性もあります。
また、ワードなどで日記を書き、SNSなどで公開せずにPC・スマホ・クラウドなどに保管しておくとしても、ウィルスや何らかの手違いなどにより、誰かの目に触れてしまう可能性はゼロとは言い切れません。
その点、個人の記録用として紙の日記を利用するなら(他の人が見れないようにきちんと保管しておけば)人目につくことはないので、個人名・場所・出来ごと・考え・感想など、具体的に記しておくことができます。
具体的な詳細を記した日記は、後で見直したときに思い出に浸れるだけでなく、記録としても重宝するものです。
手書きの文字が味わい深い
手書きで日記を書くと、自分特有の書き方のクセが残り、デジタルによる活字にはない人間味が表れるので、味わいがあります。
また、楽しい・怒っている・やる気がない…などの感情が(あからさまじゃなくても)表れた筆跡は、長い月日が過ぎた後で見ると感慨深く感じられるものではないでしょうか?
筆跡がきれいで感情の動きがあまり反映されないという人も、自分だけがわかるクセが残っているかもしれません。
形あるもの特有の選ぶ楽しみがある
紙の日記はデータと違って、デザインはもちろん、そのものの大きさ・厚さ・さわり心地などを好みに応じて選ぶことができます。
これは手でさわることのできる「物」特有の楽しみです。
ちなみに紙は物質である以上、保存の仕方にもよりますが、年が経つにつれてある程度劣化します。
しかしそれを味わいととるか単なる劣化ととるかはその人次第です。
僕は味わいと感じるほうです。
…このような感じで、僕は紙の日記にはデータにはない良さがあると思います。
もちろんこのブログ自体もそうだしSNSにも言えることですが、たくさんの人たちに見てもらう喜びというものもあり、それはプライヴェートで利用する紙の日記では難しいことです。
なので日記を書くときは、好みや用途に応じて紙かデータ系かを使い分けると、ちょうど良いバランスになるのではないか、と思います。