僕の周りでは「現実から目を背けるな」とか「現実を見ろ」といった言い回しが使われる場合「見たくないネガティブなことや困難なことに注目しろ」という意味を表していることが多いように感じます。
確かにネガティブな事実を知ることは危険回避や改善向上のためなど生きるのに必要なことです。
しかし実際の現実というのはネガティブな物事だけじゃなく、ポジティブであったり、どちらでもなかったりする物事を含めて構成されているのではないでしょうか?
厳しかったりネガティブだったりする物事だけに注目し取り込んでいくと、偏った情報で一杯になり結果的に現実を見失うことにつながってしまうのではないかと思うのです。
それは改善・向上・危険回避どころか鬱状態や攻撃性にもつながっていく可能性がないとは言えないでしょう。
だからネガティブな物事をある程度知ったなら、ホッとする物事・希望の湧く物事・気軽な物事なども適量とりいれた方がよいのではと僕は思います。
バランスよく食事するみたいな感じです。
なんでこんな話をしているかというと、僕自身が心配性ですぐにマイナスな方を考えがちなタイプなので(笑)日頃から自分の頭に物事を取り入れるときのバランスには気を配りたいと考えているからです。