ベースと日用品パーカッションで作曲したインストの詳細です

スポンサーリンク
ベースと日用品パーカッションのみでインストを作曲した

こないだ公開したインスト「Chaos Zone」はベース日用品パーカッションで宅録したオリジナル曲です。

ここでは録音の詳細を忘備録として書いておきますが、タブレットDAWアプリのn-Track Studio広告付き無料版を使って録音した感想なども載せてるで、その一例としても参考になれば幸いです。

お気軽にご覧ください♪

録音の概要

とりあえず曲は下にのせときます。

Chaos Zone / MANURE SOUND

まず録音に使ったDAWは、n-Track Studio(広告付き無料版)で、AmazonのFire HD8タブレットに入れたものです。

これでベースと日用品パーカッションを録音し、エフェクトなどの加工からミックスまでやり、マスタリングのみAudacityを使用。

各パートの詳細

では各パートの詳細です。

ベース

ナチュラルハーモニクスをピポパポやったやつと、ピックスクラッチをガリガリしたものを、プラグインせずFire HDの内蔵マイクで録音。

録れたパートをn-Track StudioのDEnoiseでノイズ削減。

それからハーモニクスの方をコピーしてダブルトラックにし、一方にギターエフェクトのクランチ、もう一方にメタリックなディストーション、両方にフェイザー気味なコーラスをかけました。

PANはほぼ真ん中ですがちょっとずつ左右にずらして立体的に。

ピックスクラッチの方はこれまたダブルトラックにしてから、一方にはチューブディストーション(nTube)とエコー、もう一方はピッチシフターで音程を低くしてから同じものをかけ、録音データを少し後方にずらしてタイミングを遅らせました。

PANは左右対称ではなく微妙にずらして自然な感じを心掛けました。

日用品パーカッション

日用品パーカッションは百均の発砲スチロール製クーラーボックスサラダボールを使いました。

これらもFireHDの内蔵マイクで録音してからDEnoiseでノイズを減らしたのちn-Track Studioエフェクトで加工。

クーラーボックスはランダムになっているド~ンという音で、ベースと同様に録音したものをダブルトラックにしました。

そして一方にはエコーをかけ、もう一方はピッチシフターで少しピッチを落としたものに同じのをかけてあります。

PANは完全な左右対称ではなくちょっとずらして自然に。

サラダボールはス~ッというリバース音。

指でぽ~んと叩いたものを録音してからノイズを減らした後に反転させてからコピーしてダブルトラックに。

一方はコーラスとリバーブをかけ、もう一方はピッチシフターでトーンを落としてから同じものをかけました。

PANは他と同様に左右にふりつつ完全な対称じゃなくナチュラルにしました。

・・・・とこんな感じです。

ミックスに関してはPANや音量など何パターンか作って一番自分が気持ちよく感じられるところに落ち着けました。

出来上がったものは大したことないかもしれないが、自分なりにこだわってはいるのです(笑)

それからミックスダウンしたものをPCに入れてからAudacityで長さ・音量・フェイドアウトなどマスタリングしました。

n-Track Studio広告付き無料版を使ってみて

n-Track Studioについては、広告付き無料版ということで使えるエフェクト(※)やエクスポート形式がmp3のみなどの機能制限がいろいろとあったり、FireHD版だからかもしれませんが曲の保存や以前の記録を読み込むときに途中で落ちてしまう、などのトラブルもありました。

※エフェクトそのものが使えないように制限してあるものとエフェクトは使えるが細かいパラメータの変更ができなくしてあるのがあります。例えばギターアンプシュミレータはプリセットは使えるがパラメータはいじれません。

しかし使えるエフェクト類が面白かったり手軽にオーバーダブが楽しめたので、曲を練るにはいいアプリだと思いました。

あとFireHDの内蔵マイクは音楽のレコーディング用ではないのでノイズが入りやすかったりもしたけど、これもローファイで手作り感のある味として利用できたら面白いのでは…とも思いました。

n-Track Studioの有料版導入を検討してる人は、タブレットのスペック次第では(機能制限がなくても)フル機能を使うのは厳しいかもしれないので、まずは広告付き無料版を試してみると良いでしょう。

Chaos Zoneを作っての感想

今回はn-Track Studioのみによる録音・加工・ミックスと、ベース&日用品パーカッションのみで作曲というのを試してみたかったので、実行できて良かったです。

ベースと日用品パーカッションと聞いて想像するであろう曲調とは違う感じに仕上げられて気に入っています。

ただ今度こういった曲を作るときはもうちょっと低音の強いパートを加えてみても良いかな…と思っています。

タイトルとURLをコピーしました